司法書士に会う

普通のおばちゃんが、自分で相続登記を行ったら、こんなところで行き詰まったという内容をどこどこ紹介。
本当に些細なことが、日常の内容と違うので、え???? ということが多いのが相続登記です。
色々硬いのが法務省 と教えてくださった、窓口のかたが笑っておられました。

相続が必要になった

令和6年秋に父親が亡くなったことで、発生したのが相続関係の作業。
まずは、何もわからないので、葬儀屋さんと提携している司法書士さんに 1回だけ無料の相談。

司法書士に会う

お二人の司法書士さんが来られたので、準備しておいた、固定資産税の請求書とおおよその預貯金などの金額を提示します。

相続税がかかるのは
基礎控除額 = 3000万円 +(600万円 × 法定相続人の人数) を超えた場合なので、
我が家の場合は、
4200万円 = 3000万円 +(600万円 × 2) までは相続税がかからないとのこと。

我が家の相続内容は、おおよそ下記のような内容です。
・古びた、けどまあまあ広めの一軒屋
・小さな古い1ルームマンション 賃貸中
・ちょっとだけ預貯金
・ちょっとだけ株式

土地が300㎡ほどあるので、普通に相続すると相続税発生。
しかし、親と同居してるということで「小規模宅地等の特例」によって、土地の評価額が 80%減額されます。
※限度面積は330㎡ 超えると 超過面積分の評価額は下がらないので要注意です。

喜んでいいのか、悲しんでいのか、土地評価額が減額されたことにより、我が家は相続税がかからない。
その際に、戸籍を取ったり書類を揃えてもらう必要がありますが、法務局に何回も行っていただくのも大変ですので、よかったら、こちらでやりますよ とのお話。まあそうなるよね。

「2件の登記になるので、2から30万円 プラス、登録免許税などは実費で、かかります。」
「とりあえず、父が亡くなって1ヶ月も経っていない状態ですし、少し考えさせてください」
「年明けに電話をしますね」
ということでその日は終了。

人1人亡くなると色々あるよね

その後も、満中陰の準備や、満中陰が明けたら、忌明け返しの準備
お通夜、お葬式の支払いもあるし、と相続に関して、考えるのはほんの少し先延ばしつつ、気がつけば、年末年始のお休みに突入。

当初は、司法書士さんにお願いしようか 大変やしね。
母と私で費用を半分ずつ支払うしかないね。などと相談もしてたのですが、
25万円〜30万円は結構辛い。私の1カ月の給料超えてるよね と思うと、悩ましい。
父親を早くに亡くした友人に、どないしたん? と聞いたら、母親が全部してたなあ。どないしてたんやろう。
土地もなかったし、預貯金を毎日下ろして、移し替えて終わったんちゃうかな との返事。

叔母に聞くと 今の法務局は親切やから、間違ってたらそこで直していいよ って言ってくれるし、簡単違う?
元銀行員の知人に聞くと、大丈夫 簡単ですよ、私全部しましたから との返事。
銀行員 と個人でちまちま仕事をしている、官公庁や書類の決まり事を知らない私とでは、知識に雲泥の差がありそう と思いながらも、どうせ年末年始のお休みは、お祝い事も何もできないわけやし、とりあえずやってみることに決定。