シャーロック・ホームズ シャドウゲーム

シャーロックホームズ第二弾 シャドウゲーム見て参りました。

今回は、兄、マイクロフトが出演。え?兄って居たの?と調べたらちゃんと存在するんですね。
そらそうか。居ないのに描いたら、シャーキアン達に怒られるか。もっともその性格と行動パターンはホームズを上回る奇行ぶりで、ワトソンの奥さんも大変やったんですが…。
そして、今回も健在、大型犬ホームズ。
前回の作品で「ホームズの犬」とワトソンさんが評されてたけど、どう見ても、飼い主ワトソン、大型犬ホームズって感が拭えない。

素直じゃないけど、嫌われないように一所懸命で、自分に振り返ってくれたらひょこんと耳を立ててしっぽを振るし、しかられたらへしょりと耳もしっぽも垂れたように見える姿はどうみても大型犬。本当にワトソンが好きなんやなあ。
もっとも逆も然りで、文句をいいつつも冷たくしつつも、ホームズを放っておけないのは過保護な保護者。そして何より、格好よいのはどうみてもワトソン。そして強過ぎる。
なんで、大筒が操れるん?いっつも足引きずってるのに、その足の速さは何?
そしてとことん大酒飲みで賭け事が好きな人柄は、サブというよりもメインでしょ。やっぱり。
見ている側が推理をしてる暇はない展開とテンポがとことん良過ぎる流れは面白い、面白いけど、事件の流れと犯人とのやりとりとか、いわゆる「間」を楽しむ暇は全くない。
折角のホームズやのに、全てがホームズとモリアーティ教授の頭の中で描かれている絵図通り動いて行ってしまうので、見ている側には付け入る隙がない。
二人の天才についていけるのは右京さんぐらい…。

展開とアクションが早く息つく暇のない推理映画。

そう言うのを見るたびに思う。
有栖川先生と綾辻先生の安楽椅子探偵 復活してくれ…。

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